複数条件で数値の合計を求めるExcel関数【SUMIFS】

※このページにはプロモーションが含まれています

sumifsの使い方
スポンサーリンク

SUMIFS (サムイフエス)

複数の条件を設定し、その条件を満たした行にある指定した列の数値や金額の合計を求めます。

言葉で表すと難しく感じますが、直感的に覚えて使えばとても便利です。計算ミスの抑制や作業効率化が見込めます。

SUMIFSの構成

表の作り方次第では文字入力せずにクリックだけで完結できます。基本的な構成は以下のとおりです。

sumifs

※クオテーション(「” “」点々のマーク)は入力後に自動で付きます

【例題】拠点Aにある商品①の在庫数を求める

sumifs
今回の条件
  • 条件1:拠点名が「拠点A」
  • 条件2:商品名が「商品①」
  • →条件を満たした列にある在庫数の合計を求める

関数(SUMIFS)を呼び出す

異なる関数を組み合わせる場合は直接入力する事もありますが、単体の関数ならナビゲーションを利用する方が早くて確実です。

適当なセルに「 = 」を入力

関数選択

※半角英数で入力

「 ▼ 」をクリックして「SUMIFS」を選択

関数の選択

※一覧に無い場合は「その他の関数」から検索

合計する列と条件を指定する

ナビゲーションを使用する場合の手順です。慣れるまでは大変ですが、ご自身で問題を作って練習していくうちに直感的に作成する事ができる様になるはずです。

①「合計対象範囲」の空欄をクリック
②「D列」赤枠の部分をクリック

関数の入力手順

「D:D」はD列を全て参照するという意味です。※1番上から1番下の行まで

sumifs

B列が「拠点A」で且つC列が「商品①」、それに該当する行にあるD列の数値の合計を求める。

コツはとにかく『直感的に作ること』
  1. 合計対象範囲:合計したい列はココで〜
  2. 条件範囲1:この列が〜
  3. 条件1:この名前で〜
  4. 条件範囲2:更にこの列が〜
  5. 条件2:この名前の場合!

注意点

計算したい表(範囲)の上下に違う指標の表やデータがある場合は、そのデータの結果も混在してしまう可能性がありますのでご注意ください。

例えば、5月の在庫表データの上に4月の在庫表データが存在する場合などの事です。その場合は仕入月などの列を増やして、SUMIFSの条件に追加する事で解消されます。

Comment

タイトルとURLをコピーしました